久しぶりの投稿です。
昨日、愛犬のトリミング&シャンプーをしてもらっている間、本屋さんで暇を潰していたところ、小林登志子先生の新刊「アッシリア全史」(中公新書)を発見。思わず購入してしまいました。
今日一日で半分ぐらいまで読み進めているのですが、面白いです。
中公新書の小林登志子先生の本は、以下の本を所有しており、内容は若干重なる部分はあるのですが、それが記憶の掘り起こしにもなって、読みやすくなっています。どの内容も興味深い。
人間なんて、根本は古代から変わらないのだな、と得心します。
特に、メソポタミアはエジプトと異なり周りが開けているので、いろいろな民族の攻防があり、現代の政治情勢に通じるものがあります。
昨今、ロシア(プーチン)、アメリカ(トランプ)のやっていることを見ると、根本はこの時代と大して変わりません。今のアメリカ大統領は、まるでマフィアのボスのようです。ロシアのプーチンは言わずもがなです。
大国は自分の利益のためだけに、小国を利用しようとする。小国の国民の命をなんと軽く考えていることか…
日本もいよいよアメリカへ完全依存からの脱却を考える必要がありそうです。今すぐはできないにしろ、様々なシミュレーションをし始めたほうが良いと思う今日このごろ。
そうそう、この本を読みながら、高校時代に世界史の面白さに取り憑かれ一時期は史学科に行こうかな、と思っていた頃が偲ばれました。
共通一次はほぼ満点(一問だけ不正解)だったものなぁ。
