PENTAXブランドはどこへ向かうのだろう?
PENTAX K-3Ⅲ Monochromeという特異な機能(?)を持った製品がリリースされているのに、デジタルカメラとしての完成度が高いPENTAX K-3Ⅲがディスコンになった。
それなのに、PENTAX 17というフィルム専用のカメラがリリースされた。
結局、「普通」のデジタル一眼レフは、フルサイズのPENTAX K-1ⅡとPENTAX KFのみ…
「モノクロからカラー」、「アナログからデジタル」という時代を駆け抜けてきた私にとって、それは進歩であり、感動でもあった。いまさら、モノクロやアナログに戻れない。(音楽も同じで、今更ノイズが多く、聴くたびに音質が劣化していくLPには戻れない)
PENTAXはそのような価値観を持っている消費者から背を向けているのか、その土俵にたって勝負する気概が無いのか…迷走しているようにも見える。
ただ、リコーのカメラ部門は増収増益とのことなので、ビジネスとしては成功しているのかもしれない。
でも、所詮小さなパイの中での増収増益であり、マーケット規模はそんなに大きくならないのではないか。
私のような普通のPENTAXデジカメユーザーは、「普通」のデジタルカメラの中級機を出してほしいのだ。そのような消費者をリコーイメージングは相手にしていないのかな。
ふと、他のメーカーのデジカメを買っちゃおうかなぁとも思ってしまうが、PENTAX愛もあるので、悩んでしまう今日この頃。レンズを揃えるのにそれなりにお金かかるし…

