すっかり涼しくなってきました。
毎年、秋めいてくると、シューベルトが聴きたくなってきます。
シューベルトというのは、曲を聞くとなるとそれなりに勇気が必要な作曲家です。私にとっては。
非常に美しいメロディでありながら、地獄に引きずり落とされるような気分を味わうこともあります。
それでいて、その美しいメロディを聞かずにはいられません。特に、秋には。
すごーく聴きたくなる日もあれば、今日だけは聴きたくないという日もあります。
でもとてもとても大好きな作曲家です。
この先も一生聴いていくんだろうなぁ。
マリア・ジョアン・ピレシュが奏でる「楽興の時」を聴きながら。